コロナ禍のマスク生活を終えてみたら、愛用していたリップが急に似合わなくなっていました。

「新しく買うなら、今までとは違うブランドに挑戦したい」――そう思っていたところに朗報。
韓国コスメの HERA(ヘラ) が、阪急うめだ本店に常設カウンターをオープンしたのです。

オープン直後の熱気あふれる店内で、実際にタッチアップ(試し塗り)してもらい、50代の私でも似合うカラーを発見!
今回はその体験をレポートします。

大人世代や、地方に住んでいて百貨店になかなか行けない方にもぜひ読んでいただきたい内容です。
「似合うリップが見つからない」と感じている方の背中を押せたら嬉しいです。

HERA阪急うめだ店がオープン!

HERA阪急うめだ店のポスター看板

2025年9月17日から、韓国コスメブランド HERA(ヘラ) が、ついに日本の百貨店に常設カウンターをオープンしました。
場所は 阪急うめだ本店3階「HANKYU BEAUTY」
日本での常設カウンターはこれが初めてということで、注目度も高く、オープン前から話題になっていました。

そもそもHERAって?

HERA(ヘラ) は、韓国・ソウルで生まれた化粧品ブランドで、1995年に誕生しました。
スキンケアからメイクまで幅広く展開していて、韓国では高級ラインとしても知られています。
日本には2023年に本格上陸し、百貨店やオンラインでの販売がスタート。
まだ見慣れない方も多いですが、「新しい韓国コスメ」として注目度が高まっています。

限定リップやイベント情報(ブラウニーボーイ・混雑状況)

オープン記念として、先行販売の 「センシュアルヌードグロス #415 ブラウニーボーイ」 が登場。
ローズも感じるブラウン系のツヤリップで、若い世代はもちろん、大人世代にも似合うか気になるカラーです。

限定色も出ていたので、気になる方はチェックしてみてください。

またHERA阪急うめだ店では、オープンを記念した特典がいくつか用意されていました。

HERA阪急うめだ店オープン記念の特典(トートバッグとスキンケアサンプル)
オープン記念特典
  • 商品を購入すると「オリジナルトートバッグ」がもらえる
  • センシュアルヌードグロス『ブラウニーボーイ』を買うと、オリジナルキーリングがもらえる特典あり
  • 一定額以上の購入で、クッションファンデのミニサイズやシートマスクなど豪華な特典あり
  • 来店して試すだけでも、スキンケアのサンプルがプレゼント

いずれも数量限定なので、欲しい方は早めのチェックがおすすめです。

混雑&予約制っぽさに注意

口紅のタッチアップ希望でしたが、予約で満席でした。
ただ、私が行ったときは予約の間があったみたいで、付けて見れるチャンスだったようで、順番を待ってタッチアップしてもらうことができました。

座席は予約の方用で私は立って色味をみてもらいました。

「ちょっと色を見たいだけ」と思って立ち寄ると、待ち時間は覚悟していく感じになります。
事前に予約をしてからか、時間に余裕を持って行くのが安心だと思います。

勇気を出してカウンターへ

HERAは、時代のトレンドを取り入れた革新的な商品を次々に展開し、韓国の人気アイドルグループ Stray Kidsのフィリックス をグローバルアンバサダーに起用するなど、若い世代に向けたマーケティングも積極的。
そうした“今っぽさ”が前面に出ている分、50代の私には少し入りにくい雰囲気がありました。
カウンターに並ぶお客さんも若い方が多くて、「本当に私が入って大丈夫?」と緊張したのが正直な気持ちです。

日本では新しい韓国ブランドだから入りにくかった

実際に行ってみて感じたのは、 カウンターが思ったより狭くて混雑していたこと。

カバーマークやRMKのように昔から馴染みのあるブランドと違って、HERAはまだ日本では新しい韓国ブランド。
しかもオープン直後で若いお客さんが多く、50代の私には「ちょっと入りにくいな…」と感じました。
正直、記事にしようと思わなければ入らずに帰ったかもしれません。

接客の印象(正直ちょっと微妙だった…けれど)

勇気を出してカウンターに入ってみたものの、タッチアップをしてくれた方の接客は少し微妙で、似合っているのかどうか不安になる瞬間も。
百貨店のコスメカウンターというと「完璧に仕上げてくれる」イメージがあったので、少し拍子抜けしたのが正直な感想です。
こういうのは担当の方との相性もありますね。
ただ、ベテランらしい気遣いの接客をしてくれるスタッフの方もいて、そのおかげで最初の不安は帳消しに。
結果的には気持ちよく購入できましたのでご安心を。

でも意外な提案「マット+グロス」の組み合わせ

そんな中で印象的だったのが、「マットリップにグロスを重ねる」という提案。
マットは色持ちがいいけれど乾燥しがち、グロスは潤うけれど落ちやすい――そう思い込んでいたので、まさか両方を組み合わせるなんて発想はありませんでした。
実際に試してみると、マットの落ちにくさにグロスのツヤ感が加わって、ほどよい華やかさ。
大人世代でも自然になじむ仕上がりで、「これはアリかも!」と感じた瞬間でした。

実際に購入したリップと色味

HERAリップ 426 アールグレイを腕に塗ったスウォッチ写真

選んだのは定番カラー(商品名・番号)

HERAリップ 426 アールグレイと422 ランジェリー(箱と本体の写真)

私が購入したのは、HERAの定番ライン「ルージュホリック マット」の 426 アールグレイ(EARL GREY)
落ち着いたトーンのブラウン寄りローズカラーで、大人世代でも普段使いしやすい色味です。

さらに合わせてすすめられたのが「センシュアルヌードグロス」の 422 ランジェリー(LONGERIE)
この組み合わせで仕上げると、ぐっと表情が華やぐのに派手すぎず、毎日使える安心感がありました。

スウォッチ(直塗り/ぼかし)

「HERAリップ 426 アールグレイを腕に直塗りしたスウォッチ写真(マット)
(426 マット直塗り)

426 アールグレイを手の甲に直塗りすると、しっかりと発色してきちんと感のある仕上がりに。

「HERAリップ 426 アールグレイを腕にぼかして塗ったスウォッチ写真(マット)
(426 マットぼかし)

一方で指でぼかすとふんわり柔らかい印象に変わり、ナチュラルに使えます。

「HERAリップ 426 アールグレイに422 ランジェリーを重ね塗りした腕のスウォッチ写真
(426+422 重ね塗り)

さらに上から422 ランジェリーを重ねると、自然なツヤとふっくら感が出て、大人の唇でもなじみやすい質感になりました。

422 ランジェリー(グロス)だけだとこのような感じです。

HERAリップグロス 422 ランジェリーを腕に直塗りしたスウォッチ写真
(422 グロス直塗り)

マットの持ちとグロスの潤いで「落ちにくい」仕上がりに

マットリップの良さである色持ちに、グロスのうるおいをプラスすることで、落ちにくさとツヤ感を両立できました。
乾燥しやすい大人世代の唇でも心地よく、長時間きれいな仕上がりをキープ。
マットということで、塗り心地が気になったのですが、とてもサラッとしていて、軽い感じです。
「マット×グロス」という提案は意外でしたが、実際に使ってみて納得。

新しいお気に入りの組み合わせになりました。

大人世代でも似合う?使ってみた感想

コロナ後、今までの口紅が似合わなくなったのと、口紅を付けないと顔色が悪くみえる悩みをなんとかしたい。

コロナ禍で長くマスク生活が続き、しばらく口紅をつけない日々が数年続きました。
いざマスクを外すようになると、以前に愛用していた口紅がまったく似合わなくなっていてびっくり。
年齢のせいもあるのか、色が浮いて見えたり、派手に感じたりして、「自分に合う色を探しなおさないと」と悩んでいました。

大人世代でも浮かない色があった安心感

そんな中で出会えたのが、今回の「426 アールグレイ」と「422 ランジェリー」の組み合わせ。

落ち着いたカラーにほんのりツヤを足すことで、大人世代の肌にも自然になじみました。
「派手すぎず地味すぎない」ちょうどいいバランスで、顔色を明るく見せてくれるのが嬉しいポイント。
久しぶりに「これなら普段から使いたい!」と思えるリップに出会えた安心感がありました。

百貨店慣れしてなくても大丈夫(RMKで同世代を見かけてホッとした話)

正直、若い人が多いHERAのカウンターは、50代にはちょっと勇気がいりました。
帰りにRMKのカウンターで同世代の方が接客を受けているのを見かけて、「あぁ、やっぱり緊張してたんだな〜」と自分でも思わず苦笑い。

でも、メーカーの方がいてしっかりアドバイスしてくれるという安心感は、ちゃんとありました。
ちょっと勇気はいったけど、やっぱり新しいブランドに挑戦できたのは嬉しかったし、購入したときの高揚感は今も残っています。

地方住みでもHERAを楽しめる

普段百貨店がない地域でも買える

私は今、百貨店が近くにない地域に住んでいるので、今回の阪急うめだでの体験は特別でした。
でも実際は、HERAの商品はオンラインでも購入できるので「都会に行かないと買えないブランド」ではありません。
地方に住んでいても、プチプラにはない“大人の特別感”を添えてくれるデパコスを気軽に試せるのは嬉しいですよね。
ここまで家事や仕事に頑張ってきた自分だからこそ、“今の年齢にふさわしい一本”を選んでもいい。
そんな気持ちで選ぶリップは、やっぱり特別です。

楽天・阪急オンライン・HERA公式通販の購入先リンク

HERAの商品は、以下のような公式ショップやオンライン百貨店から購入できます。

※公式ショップではありません。購入時は 国内発送かどうか、正規品かどうか をチェックしてから選ぶのがおすすめです。

そのほか、@cosme SHOPPING や ZOZOCOSME、ISETAN BEAUTY online、高島屋T-BEAUTY、LINEギフト などでも取り扱いがあります。

普段利用しているショップで選べば安心です。

それぞれのサイトに特徴があるので、自分の買いやすいショップを選べばOKです。

店舗で試すのが難しくても、ネット購入で楽しめる

もちろん、カウンターで実際にタッチアップしてもらえるのが一番安心。
でも「なかなか都会まで行けない」「カウンターはちょっと緊張する」という方でも大丈夫。
色味や使用感のレビューはネットでもチェックできるし、今回私が試したように 大人世代にもなじむカラー があります。
自分に合いそうと思ったら、まずはネットで購入してみるのも十分アリです。

まとめ

HERAリップ 426 アールグレイと422 ランジェリーを並べた写真

韓国コスメHERAが阪急うめだに常設カウンターをオープン。
若い世代向けのイメージがあり、50代の私には少し勇気がいりましたが、実際に試してみると「大人世代でも似合う落ちにくいリップ」に出会えました。

今回選んだのは マットの426 アールグレイ × グロスの422 ランジェリー
落ちにくさとツヤ感の両立は新しい発見で、毎日使いたくなる組み合わせです。

地方に住んでいても、楽天やHRER公式HP、阪急ビューティオンラインなどで購入可能。
ここまで頑張ってきた自分の“今の年齢にふさわしい一本”に、HERAを選んでみませんか?
私も久しぶりにリップで気分が上がりましたよ。

大人世代でも似合うHERAのリップ。ぜひ一度チェックしてみてくださいね。