クリスマスツリーを前にすると、
つい最初にオーナメントを飾りたくなりませんか?

私も毎年、キラキラのボールや星を手に取って、
「とりあえず飾っちゃおう!」となっていたタイプです。

でも実は、
ツリーは“飾る順番”を守るだけで驚くほどキレイに仕上がるって知っていましたか?

今年は、15年間使っている180cmツリーを実際に飾りながら、飾り方の“正しい順番”を改めて確認してみました。
ライト → ガーランド → オーナメント → トップ
という“正しい順番”を試してみたところ、
まとまり方も見栄えも別物レベルでした。

この記事では、
私が実際にやってみて分かった
クリスマスツリーの飾り方の順番とコツ
写真付きでわかりやすく紹介します。

赤いガーランドとゴールドのオーナメントで飾り付けたクリスマスツリー全体の写真。トップスターやサンタ飾りも配置した完成形。

今年の我が家のツリーはこのように仕上がりました。
新しくクマのオーナメントが仲間入りしました!

クリスマスツリーの飾り方|正しい順番はこの4ステップ

クリスマスツリーは、飾り付けの“順番”さえ押さえれば、誰でもきれいに仕上げられます。

最初にトップスター(てっぺんの星)が付けたくなるけど、ちょっと待って。
ここからは、実際にツリーを飾った手順を、4つのステップに分けて紹介します。

ツリーを飾る4ステップ
  1. ライト(イルミネーション)を先に巻く
  2. ガーランド(モール)を巻く
  3. オーナメントを飾る
  4. 雪(綿)とトップスターで“仕上げ”をする

詳しく見ていきましょう。

STEP1:ライト(イルミネーション)を先に巻く

クリスマスツリーの枝にライトを奥から手前へジグザグに巻き付けている様子のクローズアップ写真。コードの配置が分かる。

イルミネーションを巻くポイントはこちら。

・最初に巻く
・上→下
・点灯しながら
・電球色は大人っぽい/カラーは華やか
・180cmは10〜15m必要

✔ 上から下へ、点灯しながら巻く

→ バランスを見やすく、ムラが出にくい。

✔ 枝の“奥”にもライトを少し入れる

→ 奥行きが出て豪華に見える。

色選びは、好みに合わせて
  • 電球色(あたたかい白):大人っぽい・高見え
  • カラーライト:子どもが喜ぶ華やかタイプ
    (さとは2種類持ってるので、気分で切り替え可能◎)

STEP2:ガーランドを巻く(色で雰囲気が決まる!)

クリスマスツリーに赤とシルバーのガーランドを巻いている途中の様子。飾り付けのステップを説明するための写真。

ガーランドは ライトの次
ツリーの“ライン”が決まる大事なパーツですよ。

・頂点の少し下から
・斜めにゆるく(S字)
・赤×シルバーはおすすめ
・正面厚め/裏側薄め
・180cmは5〜6mが目安

✔ 巻き始めは「頂点の少し下」

→ トップスターがあるので、てっぺんに巻く必要なし。

✔ 斜めにゆるく巻く(S字をイメージ)

→ 水平より立体的で、プロっぽく見える。

✔ 表側はしっかり、裏側は薄めでOK

→ 足りない時は裏を軽めにすればバレない。

STEP3:オーナメントを飾る

クリスマスツリーに飾った天使、クマ、星のオーナメントのクローズアップ写真。色や大きさのバランスを取った飾り方の例。

オーナメントは 大 → 中 → 小 の順番で飾るのが基本。
最初に大きいもので“バランスの土台”を作ると、全体がまとまりやすくなります。

・大→中→小の順で飾る
・色は3色以内
・同じ形は固めない
・外側と奥のバランスを少し意識するだけで一気にきれいに見える

大きいオーナメントから配置

ツリーの上・中・下にバランスよく散らすだけで、形が整う。

中サイズ → 小サイズで隙間を埋める

小さいオーナメントは“仕上げ役”。
最後に散らすとプロっぽい印象に。

色は3色以内

赤・ゴールド・シルバーなど、色数を絞ると大人っぽいツリーになる。

似た形は近くに置かない

固まると重く見えるため、左右・上下に分散させる。

少しだけ“奥”にも飾る

奥に1〜2割入れるだけで立体感が出る。

揺れるタイプは外側へ

光を反射して華やかに見える。写真映えも◎。

STEP4:雪(綿)とトップスターで“仕上げ”をする

ここまできたら、もう完成。自分史上最高のツリーの完成です。
雪(綿)は無くても大丈夫。お好みでどうぞ。

雪(綿)の飾り方

綿はふんわり置くように乗せるだけで一気に雪景色の雰囲気になります。
巻きつけるのではなく、

・枝の上に軽くちぎって乗せる
・奥に少しだけ入れて“雪の影”を作る
・根本部分にふわっと置いて“積雪”を表現する

など、ポイント使いが上品に仕上がります。

※入れすぎると“不自然に白く”なるから、
1〜2か所に控えめくらいが大人っぽくておすすめ。

トップスター(最後に付ける理由)

トップスターは いちばん最後 に乗せます。
理由は簡単で、

  • ライト
  • ガーランド(モール)
  • オーナメント

を付けたあとに、
ツリー全体のバランスを見て角度を微調整できるから。

正面方向が分かった状態で乗せる方が成功しやすい。

ツリーと星の相性が良いサイズはこの後詳しく紹介しています。

初心者がやりがちな失敗と、その直し方

クリスマスツリーは“順番”を守ればきれいに飾れるけれど、
実際にはついやってしまいがちな失敗がいくつかあります。

  • ライトを最後に巻いてしまう
  • ガーランドを水平に巻いてしまう
  • オーナメントが片側だけ密集する
  • 色を使いすぎてゴチャっとする
  • トップスターを先に付けてしまう

ここでは、私自身が毎年やっていたものも含めて、
初心者が特にやりがちなポイントと、その直し方 をまとめました。

ライトを最後に巻いてしまった場合の対処法

最後にライトを付けて、ツリーを見たら電球が目の前でキッラキラなんて感じになっていませんか?

先に派手なオーナメントやガーランドを飾って、最後にライト派
または
ライト巻くの忘れてた!

これ、実はツリーあるあるです。

そんな風になっていたら、少し整えてみましょう。
やり直さなくても大丈夫。
部分的に直すだけで、見た目は十分きれいに整いますよ。

ライトを先に巻きたい理由とは

ライトを最初に巻いておくと、光が枝の奥まで入り、
ツリー全体に“間接照明のような立体感”が生まれます。
この光の下でガーランドやオーナメントを飾ると、
自然な陰影がついて一気にプロっぽい仕上がりになります。

方法①オーナメントやガーランドを少し浮かせて、その隙間からライトを差し込む

すでに巻いてしまっていて、ライトが手間で目立っているなら、奥に押し込みましょう。

ガーランドは意外と遊びがあるから、

  • 指でガーランドを“ふわっ”と浮かせる
  • その隙間にライトを押し込む
  • 奥まで無理に入れなくて良い

オーナメントを落とさないように気を付けて。

飾った形は変えないまま、ライトの光だけ追加・変更できる

方法②見える“正面部分”だけライトを後付けする

ライトをまだ巻いていない場合は、
無理に全体に巻こうとせず、“正面だけ” キレイに見せる方法もアリです。

やり方は簡単で、

  1. 表側の枝だけを使う
  2. ライトを ジグザグ(左↔右)に引っかけていく
  3. “軽く蛇行させる”イメージ
  4. 裏側には回さなくてOK!

前から見たときに光っていれば、
後ろまで巻いていなくても十分きれいに仕上がります。

「とりあえず見える部分だけ整えたい!」
という時の、短時間で整う最強ワザです。

ライトの巻き方:ちょこっと補足

補足①:ライトが長すぎる時

余った部分は、ツリーの奥の枝に軽く押し込むだけ でOK。
表から見えなくなるので、見た目はそのまま綺麗に仕上がります。

補足②:ライトが短い時

無理に全体に巻かず、上半分だけ にライトを集中させるのもおすすめ。
視線が集まる部分だけ光っていれば、十分きれいに見えます。

ガーランドが水平になってしまった時

水平のままでも大丈夫ですが、
少し 斜めに“流れ”をつける と立体的に見えます。
気になる部分だけ、軽く持ち上げて枝に引っかけるだけで整います。

オーナメントの配置(初心者が失敗しないコツ)

オーナメントは
“密集・スカスカ・偏り” が起きやすい部分。
でも、実は配置にコツがあるだけでプロっぽく仕上がります。

なんか変かもと思ったら、この方法で付け替えてみてくださいね。

方法①:最初に“3つの三角形”を作る

ツリーを正面から見て、
オーナメントを 三角形の頂点 の位置で配置する。

こうすると…

  • 偏りがなくなる
  • 全体が整って見える
  • どこから見ても形がよくなる

最初にこの“土台の3点”を決めて、
そこから増やしていくと迷わず飾れる。

方法②:大きい→中→小の順に飾る

初心者がやりがちなのは
小さいオーナメントから付けてしまうこと

順番は必ず
大きい → 中 → 小
にするとバランスが整う。

方法③:色や素材は“距離を置いてバラす”

同じ色が近くに密集すると“色の塊”に見えてしまう。

  • 赤は上下左右にバラす
  • ゴールドは1段おきに入れる
  • 木製・透明系は“抜け感”として使う

“隣同士に置かない”だけで一気に上級者感が出る。

色のバランス

色は
70:20:10 の法則
を使うと絶対に失敗しない。

  • 70%:ベースカラー
    • ツリーのメインになる色
      (例:ゴールド・シルバー・ホワイト)
  • 20%:アクセントカラー
    • メインを引き立てる色
      (例:赤・緑・ピンク)
  • 10%:抜け感カラー
    • 透明・白木・クリアなど軽い素材
      (“重さ”を調整する役目)

✔ 失敗しない色の決め方

  1. ベースカラーを1色だけ決める(迷ったらゴールド)
  2. アクセントは 1色だけ追加
  3. あと少しクリア系を足す
    → これで必ずまとまる!

トップスターのサイズの選び方(ツリーとの黄金バランス)

トップスターは「乗せるだけ」なのですが、案外悩むのが大きさ。
大きさのバランスが悪いと一気にアンバランスに見える部分。

実際、私も毎年「大きすぎ?小さすぎ?」って悩んでいました。

そこで、目安をわかりやすくまとめました。

ツリーの高さ別 “ちょうどいいトップスターのサイズ”
  • 120cmのツリー・・・12〜15cm (控えめでOK)
  • 150cmのツリー・・・15〜20cm (これが最もバランス良い)
  • 180cmのツリー・・・20〜25cm (写真映えも良い)
  • 210cm以上・・・25〜30cm (重く見えない程度に大きめ推奨)

なぜこのサイズがいいのか?

トップスターは
ツリー全体の“8〜12%くらいの大きさ”
一番自然に見えるから。

これを外れると…

  • 大きすぎ → ツリーが小さく見える
  • 小さすぎ → 存在感なくて寂しい

という現象が起きる。

“迷ったら小さめ”の法則

トップスターは 小さめの方が失敗しにくい
特に

  • マット素材
  • パール系
  • 木製
  • ワイヤー系

は“小さめの方がおしゃれに見える”。

逆に
グリッター(ラメ)系・立体スターは
少し大きめでもバランスが取りやすい。

超簡単!トップスターの選び方

  1. ツリーの横幅が一番広い部分 を見る
  2. その幅の 1/4~1/3くらい がちょうどいい
  3. 実際に当ててみて“ツリーより主張してないか”だけチェック

この記事で紹介したいおすすめアイテム

ツリー選びや飾り付けは、道具を少し整えるだけで
仕上がりがぐっと変わります。
購入したツリーもあっという間に、15年目に。
今までツリーを飾ってきた中で、
「これは買って良かった」と思うアイテム をまとめました。

✔ 木製ポット式のツリー

ツリー本体は 木製ポット式 が安定感も見た目も最高です。
足元が隠れるので、写真映えがぜんぜん違います。

また、枝と枝の隙間が少ないツリーを選ぶと、
ライトやガーランドの“影”がきれいに出て、美しい仕上がりになります。

【商品名】

画像リンク:楽天市場

✔ オーナメント(セット+お気に入り1〜2個)

オーナメントはセットでも十分楽しめますが、
その中に 自分が本当に気に入ったものを1〜2個混ぜる
ツリーに愛着がぐっと増します。

私は、気に入ったオーナメントを毎年少しずつ買い足しています。

【商品名】

画像リンク:楽天市場

✔ ガーランド(モール)は“色替え”が楽しめる

毎年雰囲気を変えたいなら、ガーランドの色を変えるのがおすすめです。

私は 赤×シルバー を使っていますが、
ゴールド系、ホワイト系でも全体の印象がガラッと変わります。

【商品名】

画像リンク:楽天市場

ツリーの高さガーランドの長さ目安
120cm合計 2〜6m
(2〜3m × 1〜2本)
150cm合計 3〜8m
(3〜4m × 1〜2本)
180cm合計 8〜10m
(4〜5m × 2本)

✔ ライト選びでツリーの雰囲気が決まる

ライトは雰囲気作りの主役。
まずは電球色(あたたかいゴールド系)のライトがおすすめです。
どんなツリーにも馴染みやすく、夜に点灯すると一気に雰囲気が良くなります。

私は 電球色 と カラフルライト の2種類を持っています。

  • 電球色 → 大人っぽい落ち着いた雰囲気
  • カラフル → 子どもが大喜び、華やかさUP

気分やテーマに合わせて切り替えると、毎年飽きませんよ。

【商品名】

画像リンク:楽天市場

ツリーの高さライトの長さの目安球数の目安向いているライトの種類
120cm6〜8m80〜120球小さめツリー
電池式でもOK
150cm8〜12m100〜180球一般家庭で一番多いサイズ
180cm10〜15m150〜250球本格ツリー
コンセント式推奨

私も180cmツリーを15年使っていますが、
ライトは10〜15mが一番バランスよく巻けます。

まとめ

幼い頃、我が家では父のこだわりで毎年“本物のモミの木”を飾っていました。
クリスマスが近づくと家族で木を選びに行く――そんな時間は、今でも心の宝物です。

今は人工ツリーになりましたが、
ツリーを飾るひと時は昔と変わらず、私にとって大切な時間です。
少しのこだわりが、クリスマスをより特別なものにしてくれます。

ぜひ今年は、あなたのツリーにも“ほんの少し”のこだわりを加えて、
心温まるクリスマスをお過ごしくださいね。