大学時代からギターに触れては挫折し、長くブランクがあった私。
そんな私が50代になって選んだのが YAMAHA STORIA1です。
小ぶりで弾きやすく、デザインもおしゃれ。
「アコギ初心者の女性」にもぴったりの一本でした。
この記事では、私のギター遍歴からSTORIA1を選んだ理由、実際に弾いてみた感想、そして初心者におすすめの曲も紹介します。
「これからギターを始めたい」「もう一度挑戦したい」と思っている方に参考になれば嬉しいです。
なぜSTORIA1? 私のギター遍歴と購入まで

大学時代はベースを担当していた私。
先輩から譲ってもらったアコギで弾き語りに挑戦しましたが、“Fコードの壁”にぶつかって上達せず…。
その後も家にあるクラシックギターで細々とつないでいましたが、「やっぱりアコギが欲しい」という思いを抱えたままどれが良いか決めることができずに、10年が過ぎました。
そんな私の背中を押したのが、娘の「弾き語りをしてみたい」というひと言。
大阪や京都の楽器店を巡り、試奏を重ねて選んだのが YAMAHA STORIA1 です。
STORIAⅠを弾いてみた感想レビュー

「YAMAHA STORIA」は、初心者やブランクがある人にも扱いやすいと評判のギターです。
実際に手にしてみると、その理由がすぐにわかりました。
ここでは、サイズ感や弾きやすさ、音色、そしてデザインの印象など、私が実際に弾いて感じたことをレビューしていきます。
小ぶりで抱えやすいサイズ感
STORIAは「コンサートサイズ」と呼ばれる少し小ぶりなボディ。
一般的なアコースティックギター(ドレッドノートサイズ)よりもコンパクトで、女性や初心者でも抱えやすいのが特徴です。
実際に弾いてみると、体にフィットして長時間でも疲れにくいと感じました。
ネックが細めでコードが押さえやすい
ナット幅は43mmで、クラシックギター(約52mm)に比べるとかなりスリム。
私にとって鬼門だったFコードも、昔のギターよりは押さえやすく感じました。

手が小さい女性や、コードチェンジに苦手意識がある初心者にはありがたいポイントです。
音の明るさと心地よさ
STORIAはトップ材がスプルース、サイドとバックはマホガニー。
音は全体的に明るく、ポロンと爪弾くだけで爽やかに響きます。
派手さよりもバランス重視で、弾き語りにちょうど良い音色だと思いました。
部屋に馴染むおしゃれなデザイン
STORIAシリーズの特徴は、デザインの可愛さ。
セミグロス仕上げのボディにシャンパンゴールドのパーツ、内側にもうっすらカラーが入っていて、インテリアとしても映えます。
娘が「かわいい!」と気に入ったのも、この見た目のおかげ。
部屋に置いておいても違和感がなく、ギターを触るハードルが下がりました。
その他おすすめのギター3選
- ヤマハ FSシリーズ
- マーティン D-18
- テイラー GS Mini
お安い入門セットはおすすめしません。
アンプやシールド、ピックなどが一式ついて「これだけで始められる!」と宣伝されていますが、実際にはすぐに壊れたり、音が安定しなかったりすることが多いです。
品質の低さが原因で弾きにくく、いつまでも上達しないことになるのは本当にもったいないこと。
最初の1本だからこそ、「安いから」ではなく「長く使えるかどうか」で選ぶのが大切です。
ここでは、初心者や女性にもおすすめできる、信頼できるモデルをご紹介します。
価格帯ごとに特徴をまとめたので、ご自身に合う1本を探す参考になれば嬉しいです。
ヤマハ FSシリーズ|STORIAと同ランクでも価格は控えめ

画像リンク:楽天「JEUGIA京都」
同じヤマハの FSシリーズ は、STORIAと同じくらいの価格帯ですが、シンプルで落ち着いたデザインが特徴です。
STORIAのようにアンプにつなげる機能はなく、デザイン性も控えめですが、その分価格は少し安め。
「おしゃれさよりも実用性重視」という方におすすめです。
マーティン D-18|初めから名器が欲しい人に

画像リンク:楽天「光栄堂楽器」
「どうせ買うなら一生モノを」と考える方には、マーティンの D-18 がおすすめです。
価格は一気に跳ね上がりますが、音の深みや響きは圧倒的。
アコースティックギターの名器として知られ、最初から本格的に取り組みたい人に向いています。
テイラー GS Mini|小ぶりで初心者にも優しい

画像リンク:イケベ楽器楽天ショップ
テイラーの GS Mini は、小ぶりで抱えやすく、初心者や女性にも人気のモデル。
ネックも細めでFコードが押さえやすく、音色は明るくバランスが良いのが特徴です。
「STORIA以外で弾きやすさを重視したい」という方にぴったりです。
YAMAHA STORIA | 約5万円 | ・小ぶりで抱えやすい ・デザインがおしゃれ ・初心者女性に人気 | 部屋に置いても映える1本が欲しい人 |
YAMAHA FSシリーズ | 3〜4万円台 | ・STORIAと同ランク ・アンプ非対応 ・デザイン控えめ | 実用性重視でコスパ良く始めたい人 |
Martin D-18 | 30万円前後〜 | ・アコギの名器 ・深みのある音色 ・一生モノ | 最初から本格的に取り組みたい人 |
Taylor GS Mini | 8〜10万円前後 | ・小ぶりでFコードも押さえやすい ・音色は明るめ | 弾きやすさとブランド感を両立したい人 |
🎸 ギターと一緒に揃えておきたいもの(チェックリスト)

- ✅ カポタスト(カポ)
コードを押さえやすくしたり、曲のキーを変えるのに必須。初心者こそ早めに用意しておきたいアイテム。
- ✅ ピック・ストラップ
お店によっては購入時にプレゼントされることも多いので、まずは様子を見てからでOK。硬さはミディアム辺りで。
- ✅ チューナー
スマホの無料アプリで十分。慣れてきたら専用チューナーを購入してもよし。
初心者でも弾きやすいおすすめ曲3選🎶

画像リンク:楽天ブックス
ギターを始めたばかりの頃に「どの曲から練習すればいいの?」と迷う方も多いと思います。
ここでは、初心者でも挑戦しやすい曲を3つご紹介します。
晩餐歌(tuki.)
娘が「弾き語りしたい」と最初に言ったのがこの曲。
コード進行はそこまで複雑ではなく、今どき感のある一曲です。
若い世代に人気で、練習モチベーションも上がります。
マリーゴールド(あいみょん)
アコギ初心者の鉄板曲。C・G・Am・Fといった王道コード進行で、シンプルなのに弾き語りで映えます。
世代を問わず広く知られているので、人前で披露するにもぴったりです。
One more time, One more chance(山崎まさよし)
アコギの名曲として長く愛されている一曲。
少し切ないメロディで弾き語りの良さを存分に感じられます。
映画の公開に合わせて再注目されているので、このタイミングで挑戦するのもおすすめです。

最近は YouTubeにタブ譜付きの演奏動画 がたくさん上がっていますし、ネットでタブ譜を購入することもできます。
最初は「初心者向け」と書かれている楽譜を選んで、ゆっくり練習するのがおすすめです。
好きな曲を少しずつ形にしていくと、ギターの練習もぐんと楽しくなりますよ。
まとめ

ギターは何歳からでも始められる楽器です。
Fコードでつまずいても、ブランクが長くても大丈夫。
私自身、10年越しに娘と一緒にもう一度チャレンジすることができました。
YAMAHA STORIA は、小ぶりで弾きやすくデザインもおしゃれ。
「アコギを始めたいけどどれがいいかな」と迷っている初心者さんや、再挑戦したい大人世代にもぴったりの一本です。
楽器を手にした瞬間から、新しい楽しみが広がります。
芸術の秋、あなたも気軽にギターを始めてみませんか?
きっと毎日がちょっと楽しくなりますよ。